レンズの向こう側……

筆者 メーカー
那波 琥珀さん MINA
シナリオ グラフィック 音楽 キャラクター
70点 92点 67点 83点
ゲームシステム 総評
62点 75点



シナリオ:70点
最初に述べるべき事は、やはりシナリオの短さでしょうか。
攻略成功でも、失敗でも、期間は一週間という短さです。
手軽にやれるといえばやれるのですが・・・正直、一週間はどうでしょう?

シナリオの大部分は、メガネネタだと思ってもらっていいでしょう。
というかむしろ、『シナリオ=メガネの話』の勢い。
メガネ好きの、メガネ好きによる、メガネ好きのためのゲームです。
ちなみに、私はメガネ好きではありません(キッパリ)。
ま、それはそれ、これはこれ。
メガネ好きでも楽しめるシナリオ・・・とは言いがたいかもしれませんが、そこそこ楽しめる内容ではあるかと。
グラフィック:92点
原画家さんは、きっとみなさんご存知。
今や超有名になった『カーネリアン』さんです。
人によって絵の好き嫌いは違いますが、この人の絵は万人受けではないでしょうか?
・・・と、私は思うわけです。
その上で話を進めると、全てのCGが特に荒いところなく仕上がっています。
ま、当然といえば当然の話なのですが。
ゲームによってはそれができていないので、この点(CGに荒いところが〜のくだり)を特筆しておきます。

全体として、CGの枚数は150枚オーバー。
しかし、ここで注意点。
このゲームは『メガネが3パターンから選べる』ので、CGが多そうに見えても実はそんなに多くないです。
そこのところ、ご注意ください。
音楽:67点
正直、音楽的には微妙です。
というよりも、ほぼダメです。
プレイした後、記憶に残った音楽は一つもありません。
主題歌もなく、BGMも微妙。
このゲームに、音楽の要素を求めるのだけはやめてあげてください。
きっと、CG(カーネリアン氏の雇い金)にお金を使いすぎたのでしょう。
キャラクター:83点
はじめに。
なんだか全員、同じ系統の声に聞こえるのですが。
『高岡頼子』
主人公の同級生。
正直、印象的に薄いキャラクター。
主人公の親友のような少女なのですが・・・特に思い切った出番なし。
主人公を恋愛対象として見ていない気配を醸し出しているくせに、他の女の子と一緒にいると何気に不機嫌に。

『高岡美杜』
苗字の通り、頼子とは姉妹。
とは言っても、まったく正反対な感じですが。
ちなみに、主人公とは学校が違います。
主人公サイトから見て、妹のような感じ・・・というべきでしょうか。
おとなしいが故に、自分の気持ちを言い出せない・・・そんな感じ。

『朝比奈ちづる』
主人公の後輩。
厳しい親元から一人暮らしへ。
ただし、学費は自分で稼がないといけないらしく、バイト三昧で友達もろくに作れない。
そういった一人暮らしの寂しさからか、先輩である主人公に懐きだす。
そして、最終的には・・・という感じ。

『藤枝藍巳』
美杜の学校の先生。
ちんまくて頼りなくて童顔だけど、一応先生。
断じて子供ではないので注意。
というよりも、子供扱いすると起こられるので注意。
最初は敵対に近い感情で、お互い接し合ってはいましたが・・・なんだかんだで主人公と仲良くなっていくキャラ。

『笹本美砂子』
主婦。
ゲーマー。
子供の小遣いを、その圧倒的なまでのゲームの実力で巻き上げる。
フェロモンむき出しのお姉さん(?)キャラ。

『今井伊都美』
婦警その1。
よくこれで婦警になれたな、というような性格。
よく同僚の優子をどついては泣かせている。
結構、人情に厚いところあり。

『水科優子』
婦警その2。
いつまでたっても真面目にならない先輩の伊都美に手を焼いている。
で、結局いじめられている。
こいつもこいつで、よく婦警になれたなという感じがあふれ出している。
ゲームシステム:62点
特に珍しいシステムなし。
・・・ま、結構昔のですからね。
セーブ箇所は10個と少な目ですが、シナリオが短いため特に不自由なし。
他に特筆する事と言えば・・・音声の切り替えが『個人ごと』ではないので男の声は消せません。
あと、CG閲覧モードはCGが一枚一枚並んでいるので(一枚に、同じような絵が何枚も重なっていて、
クリックすると切り替わるという事はない)ので、CG枚数がなんとなく多く見えます。
総評:75点
シナリオは短めなので、短期間での暇つぶしを求める際には最適。
絵はカーネリアンさんなので、ファンの人なら衝動買いもいいかと。
キャラクターは、それぞれの個性なのでなんとも言いがたいですが、
お気に入りのキャラが多かったならば買っても損はしないかと思います。
音楽には期待しないでください。
結構昔の作品なので、中古などで安かったら、手にとってみてはいかがでしょうか?


【戻る】